73年続く、阿波人形浄瑠璃の夏の恒例イベントとなる 「夏期阿波人形浄瑠璃大会」
今年は「時代物の世界」と題し、滅多にご覧いただけない様々な外題を上演します。
「時代物」とは、人形浄瑠璃、歌舞伎作品のジャンルで、巷でおこった事件や
庶民の日常を題材にした「世話物」に対し、武士、僧侶、公卿など江戸時代より
前の人物を中心とした作品をいいます。
煌びやかな衣装を着た侍やお姫様の人形が何体も登場し、
上品で繊細な仕草、勇ましく立ち振る舞う姿は、とても華やかで豪華です。
物語の奥深さも相まって、人形浄瑠璃の世界にぐっと引き込まれていきます。